さくらインターネットは昨日の上場来高値目前で一進一退、上抜けば一段高の可能性が出るもよう

■米エヌビディアとの連携などに期待強く高値で買う勇者を待望

 さくらインターネット<3778>(東証プライム)は12月6日、引き続き急伸相場相場となり、取引開始後に13%高の2187円(260円高)まで上げ、午前10時半にかけては12%高の2160円(233円高)前後で推移している。ただ、昨5日につけた実質上場来の高値2191円(取引時間中の高値)を抜けそうで抜けず、「誰かネコの首に鈴をつけてくれ」(高値を上回る値段で買いを入れてくれ)といった声が出ている。高値を上抜けば「N」字型を描いて一段高となる可能性が強まり、その場合、11月下旬の上げ幅870円と同等の上げを示現する期待が出てくるとの見方もある。

 同社株は、デジタル省の「政府クラウド」提供事業者への選定が好感されて11月28日から2日連続ストップ高の急伸相場を演じ、微調整の後、米エヌビディアの創業者が来日して「データセンターの整備などを進める日本企業と連携し、必要な半導体を供給していく考えを示した」(NHKニュースWEBより)とされたことを受けて5日に再びストップ高となり、取引時間中に実質上場来の高値2191円をつけた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■60億円の設備投資と記念商品で90年の歴史を祝う  ニッカウヰスキーの創業90周年を機に、アサヒ…
  2. ■12フィートコンテナ80個積載、迅速な物資輸送を実現  センコーグループホールディングス(センコ…
  3. ■主要アパレルブランドのさらなる成長と周辺事業への拡張を目指す  三井物産は6月3日、アパレルブラ…
2024年7月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■熱中症予防対策で家電メーカーや家電量販店も注目  今週の当コラムでは、「確トラ」と「もしハリス」…
  2. どう見るこの相場
    ■予想可能性相場は意外とロングランとなる可能性も  「一難去ってまた一難」である。前週7月第3週は…
  3. ■割安な6銘柄が33%上昇!今後も高騰期待株続々浮上  東証の集計によれば、2005年以降、今年7…
  4. ■サマーラリー目前!投資家は今こそ2年スパンで考えるべき  「株価は半年先を予測する」といわれる。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る