トレジャー・ファクトリーは次第高、物価高の局面で衣料品などのリユース需要が高まるとされ都区部の消費者物価指数など材料視

■今期は売上高、各利益とも連続で最高を更新する見込み

 トレジャー・ファクトリー<3093>(東証プライム)は1月26日、次第高となり、午前11時を過ぎて5%高の1272円(59円高)まで上げ、一時東証プライム銘柄の値上がり率6位に躍進して出直りを強めている。1月12日に発表した第3四半期決算が営業利益30.2%増などと好調で、物価高の局面では衣料品などのリユース品の需要が高まるとしており、26日朝、総務省が発表した東京都区の部消費者物価指数(1月分、生鮮食品を除く)が前年同月比1.6%上がり、引き続き上昇継続となったことを受けて再び注目する動きが出ているようだ。

 第3四半期連結決算(2023年3~11月・累計)の売上高は前年同期比22.0%増加し、営業利益は同30.2%増加、四半期純利益も同26.7%増加した。2月通期の予想は据え置いたが、売上高、各利益とも連続で最高を更新する見込み。また、12月の月次売上概況(単体)は全店売上高が前年同月比17.8%増加し、期初の4月からすべて2ケタの伸び率を継続した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■全産業の営業利益11.6%増:半導体関連が成長を後押し  東洋経済新報社が発表した『会社四季報 …
  2. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  3. ■「住み続けたい街」全国1位は葉山町!魅力的な自治体が続々登場  大東建託<1878>(東証プライ…
2025年1月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

ピックアップ記事

  1. ■トランプ政権と金融政策に影響されない銘柄の選別法  昨年IPOされた86銘柄には、リベンジ相場と…
  2. ■株主価値向上を目指すIPO市場の課題  IPO(新規株式公開)市場は、2024年12月27日の2…
  3. ■治療薬から除雪機器まで、冬季関連企業に注目  今週の当コラムは、個人投資家が対処しやすいインフル…
  4. どう見るこの相場
    ■インフルエンザ・大雪・トランプ…投資家は今、何をすべきか  『今、そこにある危機(Clear a…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る