DLE、日本アジア投資と業務提携締結、アニメ海外展開とAI活用を加速

■資金調達でAIスタジオ設立、新規IP獲得により日本アニメを世界へ

 ディー・エル・イー<3686>(東証スタンダード)は7月9日、日本アジア投資<8518>(東証スタンダード)と業務提携契約を締結したと発表。日本アジア投資およびその管理ファンドを通じて、同社は新株式および新株予約権の発行により最大3億円の資金調達を行う。この資金により、AIスタジオの設立や新規IPの取得を進め、アニメコンテンツの海外展開や地方創生の取り組みを強化する方針である。

 ディー・エル・イーは、自社開発のキャラクターやFLASHアニメ、近年はAI技術を取り入れたVTuberなど、IPとテクノロジーの融合を進める企業として知られる。今回の資本業務提携を契機に、他社に先駆けたAIスタジオ設立を進め、アニメ制作の生産性を高めるとともに、将来的にはAIキャラクター事務所の設立も視野に入れる。

 さらに、新たに取得したIPを活用して、AIキャラクターの開発を推進し、地方自治体との連携を通じて地域振興にも寄与していく構えである。ディー・エル・イーは、今後もAIとIPを融合させた先進的な取り組みにより、日本発のエンターテインメントをグローバルに展開していく方針を掲げている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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