モバイルファクトリーは一段と出直る、自社株買いなど好感、連日材料視され買いの強さに注目集まる

■発行株数の4.6%規模で1月31日から6月30日まで実施

 モバイルファクトリー<3912>(東証スタンダード)は1月31日、続伸一段高となり、午前9時30分にかけて6%高の745円(42円高)まで上げた後も740円前後で売買され、出直りを強めている。30日の正午過ぎに12月決算と自己株式の取得(自社株買い)を発表し、株価は同日午後に出来高をともなって上伸、翌31日も一段高とあって好感買いの強さが注目されている。

 自社株買いは、36万株(自己株式を除く発行済株式総数の4.6%)、取得総額2億5000万円を各上限として、2024年1月31日から同年6月30日までの予定で実施する。

 2023年12月期の連結決算は、「駅メモ!」ネイティブ版が9周年施策や他社とのIPコラボなどで引き続き好調に推移し、売上高は前期比7.2%増の33.70億円と過去最高を連続更新した。また、「営業利益に並ぶ重要経営指標」(決算短信より)とするEBITDA(税金等調整前当期純利益-特別利益+支払利息+特別損失+減価償却費及びのれん償却費+株
式報酬費用)は同17.8%増加し10.42億円だった。今期・24年12月期の連結業績予想は売上高とEBITDA、営業利益のみ開示し、売上高は5.9%増の3570億円、EBITDAは1.8%増の10.61億円とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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