カゴメは「トマトジュース」の年間出荷量2年連続で最高を更新など好感され一段高

■きょう決算発表の予定で目先は発表後の反応を見極める姿勢も

 カゴメ<2811>(東証プライム)は2月1日、続伸基調で始まった後ジリ高傾向となり、午前11時にかけて6%高の3861円(219円高)まで上げて2020年12月以来の3800円台に進んでいる。26日に米国のトマト1次加工会社で生産能力が米国第2位(世界4位)の企業の連結子会社化を発表し、翌日から連日高値を更新中。1月31日には、「カゴメトマトジュース」(機能性表示食品)の2023年の年間出荷量が比較可能な2007年以来、2年連続で最高を更新したと発表し、あらためてブランドの強さなどに注目が集まっている。

 株価は4日続伸中で計20%近く値上がりしている。12月決算の発表をきょう2月1日に予定。決算発表銘柄は、かなりの好決算でも「想定内」「期待出尽くし」などとされて反落するケースがあるため、目先は一服する可能性を待って臨む姿勢もある。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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