FIXERは後場一段と強含む、千葉県がんセンターと「生成型AI」で患者診療情報の要約実用化研究に着手

■「Azure Expert MSP」最高位パートナー認定、成長投資を継続中

 FIXER<5129>(東証グロース)は2月9日、目立って出直る相場となり、後場寄り後に一段と強含んで17%高の1500円(220円高)まで上げ、約2か月ぶりに1500円台を回復している。9日午前、「千葉県がんセンター(千葉市)と『生成型AI(人工知能)による患者診療情報の要約実用化研究』の臨床研究に本格着手」と発表しており、注目が強まったと見られている。同社の生成型AIサービス「GaiXer(ガイザー)」が文章生成を補助することで、同センターの方々が文書を作成する業務の効率を大幅に高めることを目指すとした。

 同社は、「Azure Expert MSP」最高位パートナー認定のマネージドサービスを通じてDXの加速を支援するクラウドインテグレーター企業で、成長投資を継続中。今期・24年8月期・第1四半期(23年9~11月)の業績は、売上高1966百万円(前年同期比43.4%減)、売上総利益600百万円(同52.5%減)、営業利益125百万円(同85.6%減)、四半期純利益81百万円(同84.8%減)だった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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