HENNGEがストップ高、第1四半期の営業利益4倍などに注目集中

■「HENNGE One」の契約企業数16%増加、通期業績に上振れ期待

 HENNGE<4475>(東証グロース)は2月13日、飛び出すような急伸相場となり、ストップ高の1463円(300円高、26%高)で何度も売買されながら約3か月ぶりに昨年来の高値を更新している。クラウドID管理サービス「HENNGE One」の提供などを行い、前取引日・9日に発表した第1四半期決算(2023年10~12月・連結)の営業利益が約4倍に急回復。9月通期の予想は全体に据え置いたが上振れ期待が出ている。

 「HENNGE One」の契約企業数は同15.9%増加し、「⽐較的中⼩規模の契約を安定して獲得した結果、契約企業数は堅調に増加」(決算説明資料より)し、連結売上高は前年同期比23.8%増加した。売上総利益率は同1.6ポイント増の84.0%となり、「依然として⾼い粗利率を維持」(同)した。今期・24年9月期の連結業績予想は、前期比で売上⾼が22.7%増、営業利益は、同33.5%増、親会社株主に帰属する当期純利益は同24.4%増の⾒通し。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■神戸大学との共同開発で年間2.2万トンのCO2削減を目指す  セブン&アイ・ホールディングス<3…
  2. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  3. ■1500を超えるエピソードが語る  日清食品ホールディングス<2897>(東証プライム)グループ…
2024年10月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

ピックアップ記事

  1. ■政治リスク下の資産防衛、産金株とバリュー株が浮上  米国大統領選挙が迫る中、トランプ前大統領の支…
  2. ■トランプ氏支持率上昇でNYダウ最高値、金価格も高騰  どうも「もしトラ」らしい。あと2週間後の1…
  3.  政局の不安定化や予想外のノーベル賞受賞など、「ざんねん」な展開が続いた前週から一転、今週は企業業績…
  4. ■東証取引時間延長も視野に、証券各社の業績に注目集まる  前週は石破内閣の解散や選挙関連銘柄の低迷…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る