アミタホールディングスが7連騰、今2024年12月期業績の増収増益転換を予想

■脱炭素関連株買いが増勢

 アミタホールディングス<2195>(東証グロース)は2月21日、112円高(14.97%高)の860円まで上げて、昨日のストップ高に続いて7連騰している。同社株は、今年2月6日に前2023年12月期業績を下方修正して株価が下ぶれたが、直後の2月13日に発表した12月期決算で今2024年12月期業績の増収増益転換を予想したことがリカバリー・ショットとなり、脱炭素関連株買いが増勢となっている。

■北九州循環資源製造所では半導体向けのシリコンリサイクル設備が今夏に完成・稼働

 同社の前12月期業績は、トランジションストラテジー事業では、脱炭素・循環型の事業創出・事業変革を統合支援する「CYANO PROJECT」の受注が後ずれし、サーキュラーマテリアル事業ではセメント原料や非鉄金属原料の取扱量が、計画比減少したことなどから期初の連続増収増益予想が2ケタ減益転換で着地した。これに対して今12月期は、売り上げ48億900万円(前期比6.0%増)、営業利益5億4000万円(同14.6%増)、経常利益5億9900万円(同12.8%増)、純利益3億7100万円(同20.4%増)と2ケタ増益転換を見込んでいる。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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