LIFEBANKと三井住友海上が卵子凍結保管の専用保険を開発

■凍結卵子に生じた偶然な事故による損害を補償する保険を業界で初めて提供

 LIFEBANKとMS&ADインシュアランスグループホールディングス<8725>(東証プライム)の三井住友海上火災保険は2月21日、卵子バンクの利用者に対して、凍結卵子に生じた偶然な事故による損害を補償する専用保険を無償で提供すると発表。

 卵子バンクは、将来の妊娠・出産に備えて卵子を保管するサービスで、社会的な注目を集めている。しかし、高額な費用が掛かる上に、凍結卵子への事故は補償されないことが一般的だった。そこで、LIFEBANKと三井住友海上は、業界で初めて卵子凍結保管の専用保険を開発し、利用者の選択肢と可能性を広げるとともに、安心感の向上を目指した。

 専用保険は、卵子バンクを利用した全ての凍結卵子(採卵時の年齢が39歳以上の場合は対象外)が対象で、保険の対象の採卵および凍結に要した費用(1個あたり25,000円が限度)を保険金額とする。保険料はLIFEBANKが負担し、利用者へ無償で提供する。専用保険の提供は、2024年4月から開始される予定。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■昔ながらの味わいを現代風にアレンジ、全国スーパーなどで展開  第一屋製パン<2215>(東証スタ…
  2.  日清食品ホールディングス<2897>(東証プライム)傘下の日清食品は8月18日、「カップヌードル…
  3. ■世界が注目する学問を豊富な事例とイラストで紹介  学研ホールディングス<9470>(東証プライム…
2025年10月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

ピックアップ記事

  1. ■東京市場、リスクオンとリスクオフが交錯、安全資産関連株に注目  週明けの東京市場は、米国株反発に…
  2. ■公明党離脱ショック一服、臨時国会控え市場は模索  またまた「TACO(トランプはいつも尻込みして…
  3. ■自民党人事でハト派ムード先行、逆張りで妙味狙う投資戦略も  今週の当コラムは、ハト派総裁とタカ派…
  4. ■総裁選関連株が再び脚光、政権交代期待が市場を刺激  今週の最注目銘柄は、さいか屋<8254>(東…
  5. ■金先物関連株、最高値更新で安全資産需要が強まる  日本取引所グループ<8697>は9月24日、今…
  6. ■石破首相辞任表明後も市場は急落回避、投資家の買い意欲継続  「一寸先」は、不確実で予測が難しい。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る