DOWAホールディングスが出直り強める、貴金属・非鉄相場の上昇を好感

■「資源循環」「都市鉱山会社」、国内金価格は5日続けて最高値と伝えられる

 DOWAホールディングス<5714>(東証プライム)は4月3日の前場、5421円(148円高)まで上げて約1週間ぶりに5400円台を回復し、もみ合い相場の中で再び出直りを強めた。「資源循環」と「優れた素材・技術の提供」を掲げ、高効率な金属回収技術で多数の金属をリサイクルする「都市鉱山会社」のイメージがあり、イスラエルとイランの緊張を受けて金相場が連日最高値を更新し、銅などの非鉄金属も大きく上げたため業績への寄与に期待が強まった。

 金相場については、「日本時間3日早朝の取引で、ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である6月物は一時1トロイオンス2301.9ドルと心理的な節目の2300ドルを上回り、再び最高値を更新した」(日経電子版より)と伝えられた。国内相場も、「地金大手の田中貴金属工業が3日発表した金の店頭小売価格は、前日から168円高い1グラム1万2298円だった。同社が公表している価格の指標としては5日続けて最高値を更新した」(同)と伝えられた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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