ソシオネクストが高値を更新、米半導体株高を受け再び一段高、「もみ離脱」のチャート妙味も

■半導体関連株が全体に高い中で先行して高値を更新

 ソシオネクスト<6526>(東証プライム)は4月8日、再び一段高となり、午前10時30分にかけては8%高に迫る4980円(360円高)台で売買され、実質的な上場来の高値に進んでいる。4月4日に、モルガンスタンレーMUFG証券が目標株価を2100円引き上げて5200円に見直したと伝えられ、注目度が強まった上、前週末のNY株式市場でエヌビディアなどの半導体関連株が再び活況高となり、買いが再燃した。

また、半導体関連株の中ではチャート妙味がともなってきたとして注目を強める様子もある。値動きを見ると、2、3月はもみ合い相場だったが、4月に入ってこのもみ合いを抜け出して高値に進んできた。このため、しばらくは「もみ離脱」「上離れ」の軽快な値動きが期待できるとの見方が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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