新日本空調の出直り目立つ、鴻池運輸などと「物流・加工ネットワークシステム」、2024年問題の緩和に期待

■車両の搬入時間調整など省き現場工数を10%から30%削減と発表

 新日本空調<1952>(東証プライム)は4月8日、6日ぶりに値上がりして反発基調となり、7%高の3490円(240円高)まで上げた後も3480円前後で売買され、約2週間前につけた実質的な2000年以降の高値3585円に向けて出直っている。営業利益や純利益が連続最高益の見込みで買い安心感がある上、8日付で、鴻池運輸<9025>(東証プライム)などとの協業で「物流・加工ネットワークシステム『SNKーSOLNet』本格運用開始」と発表し、物流や建設現場の「2024年問題」緩和に向けた期待が強まっている。

 発表によると、新システムは、車両の搬入時間調整や廃材処分など、施工と直接関係のない労務作業の合理化などを進めるもので、現場工数の10%から30%削減を実証したという。今後は全国展開するとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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