日東紡が後場一段高、データセンターの電力消費急増との報道を受けガラスクロス事業に期待再燃

■生成AI需要が強いデータセンター向けが想定超」の評価

 日東紡績<3110>(東証プライム)は1月30日、後場一段と強含んで2日続伸の幅を広げ、13時過ぎに4%高の5180円(225円高)まで上げて約3週間前につけた2020年7月以来の高値5300円に迫っている。

 高機能ガラスクロス事業について、「生成AI需要が強いデータセンター向けが想定超(会社四季報・東洋経済新報社)と評されており、1月28日付の日本経済新聞が「データセンター、電力消費量急増、生成AI拡大で26年に2.3倍、欧米は供給逼迫、備え急務」と伝え他ことなどを受け、再びガラスクロス事業への注目が強まる様子となっている。株価は23年5月から傾向的にジリ高を続けており、この間、テクニカル的には一波動の上げ幅が1100円前後だった点に着目し、今回の動意が本格化すれば6000円台が見込めるとの見方も出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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