横浜ゴムが上場来高値を更新、12月決算や今期予想、中期計画など好感

■今期の事業利益は64.3%増を見込む

 横浜ゴム<5101>(東証プライム)は2月18日、続伸一段高で始まり、取引開始後は4%高の4014.0円(159.0円高)と2日続けて上場来の高値を更新している。前週末取引日の16日14時に12月決算、中期計画などを発表して動意を強め、週明けも一段高となっている。

 2023年12月期の連結決算は、5月に買収を完了したTWS社の業績が加わったこともあり、売上収益は前期比14.5%増加し、事業利益は同41.4%増加するなど大幅な増収増益だった。今期。24年12月期の予想は、売上収益が1兆600億円(前期比7.6%増)、事業利益は1150億円(同64.3%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益は745億円(同10.8%増)を見込む。為替前提は1ドル137円、1ユーロ150円。

また、中期計画では、2026年度に売上収益1兆1500億円、事業利益1300億円、ROE10%超、などをめざすとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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