ケイブが無配から復配へ、創立30周年を記念して特別配当を実施

■15期ぶりに無配から復配へ、安定した配当実現に向けた体制整う

 ケイブ<3760>(東証スタンダード)は、6月12日の取締役会で、2024年5月期の1株あたり期末配当予想を15円に修正することを決定したと発表。修正内容は普通配当10円に加え、創立30周年を記念した特別配当5円を含むもの。これにより、年間配当は合計15円となる見込み。2009年5月期以来の15期ぶりの復配となる。

 この修正の背景には、前期の無配から復配への転換を経営上の最重要事項と位置付け、安定的な配当の実現に向けた体制が整ったことがある。また、同社は2024年6月15日に創立30周年を迎えることから、株主への感謝の意を示すために記念配当を実施することを決定した。

 同社は、今後も将来の事業展開と経営体質の強化を図るため、必要な内部留保を確保しながら、安定的かつ継続的な利益配分を基本方針としていくとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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