ispace、間月面探査プログラム「HAKUTO-R」ミッション2の打ち上げへ!月面着陸から月面探査へ

■RESILIENCEランダー完成間近!月面着陸地点は「Mare Frigoris」に決定

 ispace(アイスペース)<9348>(東証グロース)は9月12日、民間月面探査プログラム「HAKUTO-R」ミッション2の打ち上げを最速2024年12月に予定していると発表。ミッション2では、ミッション1で得た成果を踏まえ、月面着陸から月面探査へと目標を拡大。スローガンは”Landing and Beyond”とし、自社開発のTENACIOUSローバーを用いた資源探査の初期的な取り組みを実施する。

 RESILIENCEランダーは、JAXA筑波宇宙センターで各種地上試験を順調にクリアしており、ミッション1の知見を反映した改良が進められている。着陸予定地点は「Mare Frigoris」(寒さの海)の中央付近に決定。ペイロードサービスの最大化と、ローバーの動作環境を考慮して選定された。

 ミッション2では、これまでに発表された5つのペイロードに加え、スウェーデンのアーティスト、ミカエル・ゲンバーグ氏の「ムーンハウスプロジェクト」が新たに加わった。月面に小さな赤い家を建てるこの芸術プロジェクトは、TENACIOUSローバーによって展開・撮影される予定だ。ispaceは、これらの取り組みを通じて、中長期的に目指すシスルナ経済圏の構築を推進していく。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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