大阪王将が台湾のセブンイレブン6000店舗で冷凍餃子販売開始、アジア展開加速

■台湾市場に新商品『肉煎餃子』と『肉汁爆弾餡餅』を投入

 イートアンドホールディングス<2882>(東証プライム)グループのイートアンドフーズは10月2日、10月から台湾のセブンイレブン約6000店舗で冷凍餃子商品の販売を開始すると発表。取り扱われる商品は『大阪王将 肉煎餃子』と『大阪王将 肉汁爆弾餡餅』の2種類であり、どちらも電子レンジで調理可能な仕様で、台湾のコンビニ文化に適応している。イートアンドグループは、アジア市場への展開を加速しており、特に台湾では15店舗を展開中で、同国の人々に広く大阪王将ブランドが浸透している。

 2023年10月から台湾国内で冷凍餃子の販売を開始しており、すでに焼き餃子と水餃子の合計3品が好評を博している。水餃子は、日本で10年連続売上No.1を誇る「ぷるもち食感」の商品で、台湾の食文化に合わせた調整が行われている。現地での人気の高まりを受け、量販店での大阪王将フェアやSNSでの話題にもなっている。

 今回のセブンイレブンでの販売開始により、さらに多くの台湾の消費者に大阪王将の味が届くことが期待されている。イートアンドフーズは、将来的にアセアン諸国や中国、ハラルマーケットでの展開も視野に入れており、アジア全域での成長戦略を強化している。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■離職率低下と顧客満足向上を実証、省人化潮流に逆行する人材重視戦略  「丸亀製麺」主力のトリドール…
  2. ■ビーム整形と出力平準化技術を融合し大気揺らぎを克服  NTT<9432>(東証プライム)と三菱重…
  3. ■航続距離650キロを実現、日野が新型FCV大型トラック投入  日野自動車<7205>(東証プライ…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  2. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  3. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  4. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…
  5. ■全市場のわずか1.4%、希少な高配当利回り銘柄が浮上  株式市場では、高配当利回りを持つ10月決…
  6. ■「高市祭り」への期待と警戒交錯、資金は安定配当株へシフト  10月終盤相場は、「高市祭り」か「高…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る