マルマエ、25年8月期1Qは半導体分野の受注・売上回復で大幅増収・黒字転換

(決算情報)
 マルマエ<6264>(東証プライム)は12月27日に25年8月期第1四半期業績(非連結)を発表した。半導体分野の受注・売上回復により大幅増収・黒字転換と順調だった。そして通期の大幅増収増益予想を据え置いた。積極的な事業展開で収益回復基調を期待したい。株価は調整一巡して反発の動きを強めている。第1四半期の好業績を評価して出直りを期待したい。

■25年8月期大幅増収増益予想で1Q大幅増収・黒字転換と順調

 25年8月期第1四半期業績(非連結)は売上高が前年同期比71.1%増の19億11百万円、営業利益が4億44百万円(前年同期は22百万円の損失)、経常利益が4億43百万円(同49百万円の損失)、四半期純利益が3億08百万円(同39百万円の損失)だった。半導体分野の受注・売上回復による大幅増収効果に加え、利益面は受注損失引当金の減少(66百万円減少)も寄与して黒字転換と順調だった。

 受注高(有償受給材分を除く)は29.4%増の21億25百万円で、内訳は半導体分野が194.6%増の18億25百万円、FPD分野が4.2%増の2億89百万円、その他分野が64.0%減の10百万円)だった。分野別の売上高は半導体分野が97.2%増の15億17百万円、FPD分野が0.2%減の3億02百万円、その他分野が230.8%増の40百万円だった。半導体分野は在庫調整進展によって消耗品の受注が回復基調となり、新規受注も寄与した。FPD分野はOLED向けが順調だった。その他分野は増収だが、太陽電池製造装置部品の受注が遅れている。

 通期業績(非連結)予想は据え置いて売上高が24年8月期比60.0%増の76億円、営業利益が10倍の16億円、経常利益が36倍の15億円、当期純利益が56倍の10億65百万円としている。配当予想は24年8月期と同額の30円(第2四半期末15円、期末15円)としている。予想配当性向は35.6%となる。

 分野別売上高の計画は半導体分野が73.1%増の61億58百万円、FPD分野が21.4%増の12億24百万円、その他分野が5.3倍の2億18百万円としている。事業環境については、半導体分野では在庫調整の進展や新規顧客からの受注品種拡大を見込み、設備拡充と人員増加により新品種受注拡大への対応を急ぐ。FPD分野はOLED関連の高水準の受注が継続する見込みであり、シェア拡大戦略を継続する。その他分野は、中国PV向けの引き合いが多いものの、受注が未確定のため予算への織り込みが困難としている。

 25年8月期は半導体分野の受注・売上回復により大幅増収増益予想としている。第1四半期の進捗率は売上高が25%、営業利益が28%、経常利益が30%、当期純利益が29%と順調である。積極的な事業展開で収益回復基調を期待したい。

■株価は調整一巡

 株価は調整一巡して反発の動きを強めている。第1四半期の好業績を評価して出直りを期待したい。12月27日の終値は1517円、今期予想PER(会社予想のEPS84円16銭で算出)は約18倍、今期予想配当利回り(会社予想の30円で算出)は約2.0%、前期実績PBR(前期実績のBPS566円10銭で算出)は約2.7倍、そして時価総額は約198億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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