イノベーションHLDSの第3四半期は営業利益47%増加、「好立地」「小規模」「居抜き」店舗物件の積極的な仕入れなど奏功

(決算速報)

■営業利益は据え置いた通期予想の86%を達成

 イノベーションHLDS(イノベーションホールディングス)<3484>(東証プライム)が2月13日午後に発表した第3四半期決算(2024年4~12月・累計/連結)は、売上高が前年同期比18.4%増の124億62百万円となり、営業利益は同46.8%増の10億57百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同39.5%増の7億24百万円だった。

 東京都内の繁華街を主要エリアとして、飲食店を中心に店舗転貸借事業などを行う。24年10月1日付で持株会社体制に移行し、現社名になった。東京主要地域の不動産市況については、インバウンド需要回復の恩恵を受ける地域を中心に、出店増と一部賃料の上昇が確認できる一方で、固定費が膨らむ大型の店舗物件、ブランド力に乏しい駅外周部等の店舗物件については、出店需要に弱さが残る状況となった。

 このような環境のなかで、店舗転貸借事業においては、旺盛な個人・小規模飲食事業者の出店需要に対応した「好立地」「小規模」「居抜き」店舗物件の積極的な仕入れと共に、リーシングの全体最適化に向け一気通貫型から業務別分業型への体制移行を行った。店舗転貸借事業のセグメント利益は前年同期比44.9%増加した。不動産売買事業では、組織力・営業力を強化し、積極的な情報収集と顧客開拓に注力すると共に、店舗転貸借事業との連携による既存転貸物件の売却情報取得を継続した。不動産売買事業のセグメント利益は同61.2%増加した。

 2025年3月期の連結業績予想については、2024年5月に開示した前回予想を全体に据え置き、売上高は166億57百万円(前期比16.8%増)、営業利益は12億28百万円(26.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は8億32百万円(同24.9%増)、1株利益は49円42銭を継続した。営業利益は第3四半期までで通期予想の86%を達成するなど、総じて予想を上回るぺースとなっている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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