科研製薬、医薬品の研究開発を行う米国Aadi Subsidiary,Inc.社の買収が完了

 科研製薬<4521>(東証プライム)は27日、3月26日付で、(米国カリフォルニア州「Aadi社」)の買収が完了し、Aadi社は科研製薬の完全子会社となったと発表した。

 同件買収の詳細は、2024年12月20日付「米国Aadi Subsidiary,Inc.社買収(子会社化)に関するお知らせ」を参照。

 科研製薬は、傘下に設立した特別目的会社を通じて、Whitehawk Therapeutics,Inc.(NASDAQ:WHWK、米国デラウェア州)(旧Aadi Bioscience,Inc.)との間で締結した株式譲渡契約に基づき、2025年3月26日付で、Aadi社の全発行済み株式の取得対価として約103百万米ドルを支払った。

 科研製薬は、同件買収により、「FYARRO」及び米国販売拠点に加えて、Aadi社が有する希少疾病用医薬品の販売プラットフォームや販売ノウハウを獲得する。現在、米国において自社開発を進めている難治性脈管奇形の治療薬である「KP-001」に「FYARRO」の販売知見を活用し、米国での自社販売を推進するとしている。

 なお、同件買収による2025年3月期連結業績への影響は、軽微である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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