
■大阪・関西万博に出店した2店舗が開幕から22日で大台突破
三菱商事<8058>(東証プライム)とKDDI<9433>(東証プライム)が折半で出資するローソンは5月7日、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の会場内に隣接出店した「ローソン大阪・関西万博店」と「ローソンカフェ大阪・関西万博店」の2店舗で、4月13日(日)の開幕日から5月4日(日)までの22日間の累計来店客数が10万人を超えたと発表した。特に開幕日には両店舗合計の売上高が世界約2万2千店舗の中で最も高く、世界一の記録となった。混雑の中でもスムーズな買い物環境と通常価格での提供が、来場者から好評を得ている。
「ローソン大阪・関西万博店」では、おにぎりやサンドイッチなどの手軽な食品が好調な売れ行きを見せている。中でも「からあげクン」は国内外の幅広い層に人気で、4月13日には1,883個を販売し、月間平均でも1日あたり約1,500個と、全国ローソン店舗の中でトップを記録した。店頭での高い回転率により、揚げたての商品が提供されている点も、SNSなどを通じて話題を呼んでいる。
一方、併設された「ローソンカフェ大阪・関西万博店」では、気温の上昇により限定のソフトクリームが人気を集める一方で、昼夜の寒暖差の影響からホットコーヒーも好調である。加えて、夢洲駅に開業した「ローソン S OSL夢洲駅店」でも、来場者や万博関係者の利用が多く、Osaka Metro構内の通常店舗と比較して約5倍の売上を記録。万博関連グッズの販売も順調であり、ローソンは今後も利便性と楽しさの提供を通じて万博の盛り上げに貢献していく方針を示している。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)