
■iPS細胞由来の『心筋球』で重度心臓病の治療法確率めざす
Heartseed(ハートシード)<219A>(東証グロース)は5月8日、再び出直りを強める相場となり、午前11時過ぎに9%高の2589円(219円高)まで上げ、大きく反発している。iPS細胞由来の『心筋球』による重症心不全治療の実用化をめざすバイオベンチャーで、5月10日から14日にかけて同社の福田惠一社長、金子健彦取締役CMOが各々国際学会に登壇する予定と開示しており、国際的な知名度アップなどへの期待が強まっている。
これまでの発表によると、米国・ニューオーリンズで開催される国際細胞治療学会(ISCT2025Annual Meeting)に5月10日、同社の金子健彦取締役CMOが登壇する予定。同学会は細胞・遺伝子治療分野における世界最大級の学会。続いて、3年に1度、開催される「第25回国際心臓研究学会世界大会」(5月11日から14日、25年の世界大会は奈良県で開催)に同社の福田惠一社長が登壇するとしている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)