ヨネックスは後場もストップ高買い気配、第1四半期の営業利益89%増加し中間期予想の7割を達成

■バドミントン、テニス用品とも好調で売上高など第1四半期の最高を更新

 ヨネックス<7906>(東証スタンダード)は8月12日、後場も買い気配のまま3790円(700円高)のストップ高で始まり、まだ値がつかないまま実質的な上場来の高値に進んでいる。前取引日の午後に発表した第1四半期(2025年4~6月)連結決算が前年同期比で営業利益89%増加などと大幅に伸び、売上高、営業利益が第1四半期としての最高を更新、注目再燃となっている。

 当第1四半期は、バドミントンが「最大市場の中国をはじめ、各国で当社製品への需要が高まった」(決算説明資料より)ほか、テニスは「国際大会での当社契約選手の活躍によるブランド認知拡大とともに、新製品ラケットも好評」(同)に推移し、連結営業利益は同89.1%増の62.77億円となった。期初に開示した第2四半期(25年4~9月、中間期)の予想連結営業利益は86億円(前期比11.8%増)。この予想の73%を達成した。業績予想は第2四半期、3月通期とも概ね想定通りとして期初予想を据え置いたが、上振れる展開に期待が強まっている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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