オエノンHDが年初来高値を更新、第1四半期順調で自社株買いも好感

■第1四半期決算は営業利益11.6%増加、通期予想は4.4%増

 オエノンHD(オエノンホールディングス)<2533>(東証プライム)は5月12日、一段高となり、午前10時にかけて6%高の482円(28円高)まで上げて約2週間ぶりに年初来の高値を更新している。前取引日に第1四半期決算と自己株式の取得(自社株買い)を発表。好感買いが先行している。

 第1四半期決算(2024年1~3月、連結)は、営業利益が前年同期比11.6%増の6億97百万円で、親会社株主に帰属する四半期純利益は同7.6%増の5億36百万円だった。12月通期の予想は全体に据え置き、営業利益は36億円(前期比4.4%増)。第1四半期の時点では進ちょくが順調と見られている。自社株買いは、上限100万株(自己株式を除く発行済株式総数の1.75%)、取得総額5億円(上限)。期間は5月12日から8月29日。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■山口県周南市で始動、燃料電池の定置型電源活用で脱炭素電力供給を検証  ホンダ<7267>(東証プ…
  2. ■LINEリサーチ発表、上半期トレンド総括と最新6月期の動向  LINEヤフー<4689>(東証プ…
  3. ■休廃業・解散は減少も淘汰続く、新興市場の課題鮮明に  東京商工リサーチは7月31日、国内ドローン…
2025年10月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

ピックアップ記事

  1. ■金先物関連株、最高値更新で安全資産需要が強まる  日本取引所グループ<8697>は9月24日、今…
  2. ■石破首相辞任表明後も市場は急落回避、投資家の買い意欲継続  「一寸先」は、不確実で予測が難しい。…
  3. ■東証市場、主力株急落と中小型株逆行高で投資戦略二極化  証市場は9月19日に主力株の急落と中小型…
  4. どう見るこの相場
    ■プライム市場の需給悪化を警戒し、個人投資家は新興市場へ資金を逃避  「桐一葉 落ちて天下の秋を知…
  5. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  6. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る