高速は年初来の高値に迫る、営業利益など7期連続最高を更新、創立60周年の記念配当と記念優待も好感

■今期の年間配当は116円の予定(前期比62円の増配)に

 高速<7504>(東証プライム)は5月12日、急伸相場となり、22%高の2563円(468円高)まで上げた後も2500円台で売買され、年初来の高値2584円(2025年1月6日)に迫る相場となっている。食品用軽包装資材の専門商社で、前取引日に発表した3月決算(2025年3月期・連結)の営業利益と経常利益が7期連続最高を更新するなど好調だった上、創立60周年の記念配当と記念優待も発表、好感買いが集中した。

 25年3月期は売上高も10期続けて最高を更新し、親会社株主に帰属する当期純利益は4期連続で最高を更新した。26年2月に創立60周年を迎えることから、26年3月期の中間配当と期末配当に各々記念配当30円を実施し、年間配当を116円の予定(前期比62円の増配)とした。また、60周年記念優待は、現行の通常優待に加えて、同一の株主番号かつ100株以上の保有記録で、25年6月30日、9月30日及び12月31日基準の株主名簿に3回連続して記録されている株主を対象として、60周年記念オリジナルQUOカード(3000円)を贈呈するとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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