フジ・メディアHDは後場もジリ高、業績は大幅減益予想だが株主総会に向け委任状の「囲い込み」激化の見方

■投資ファンド側の提案と会社側が対立、思惑材料視

 フジ・メディアHD(フジ・メディア・ホールディングス)<4676>(東証プライム)は5月19日、ジリ高傾向となり、午後2時半にかけて8%高の3178.0円(228.5円高)まで上げ、出直りを強めている。前取引日の午後に発表した3月決算(2025年3月期)は連結営業利益が前期比45.4%減の83億円で、今期の予想も営業利益を86.3%減とし、厳しい業績推移となったが、投資ファンド側が提案していた役員構成に関する案を会社側が受け入れなかったことなどで、来る株主総会に向けて委任状の囲い込みが激化すると見られており、思惑材料視されている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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