神鋼商事が政策保有株の縮減をさらに推進、資本効率の向上を図り、縮減によって得られた資金は成長投資などに活用

■24年3月期末は31%、25年3月期末は18%、2年後に15%以下めざす

 神鋼商事<8075>(東証プライム)は5月23日午後、「政策保有株式の縮減方針」の策定について発表し、今後、資本効率向上を図り成長投資を推進していくために、新たに目標値を定め政策保有株式の更なる縮減を進めていくとした。

 同社の政策保有株式の割合(連結純資産に対する政策保有株式の割合)は、2022年3月期末には31.5%(銘柄数84銘柄)だった。24年3月期末も31.3%(75銘柄)だったが、25年3月期末には「中期経営計画2026」に基づき18.3%(70銘柄)にまで縮減した。

 今後、資本効率向上を図り成長投資を推進していくために、新たに目標値を定め政策保有株式の更なる縮減を進めていくこととし、27年3月期までに連結純資産に対する政策保有株式の割合を15%以下とすること、また、将来的には、政策保有株式の同割合を10%以下とすることを目指す。縮減によって得られた資金は、成長投資などに活用していくとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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