
■備蓄米「玄米」で販売する小売店も予想され利用拡大を期待
井関農機<6310>(東証プライム)は5月30日、前後場とも次第高の相場となり、後場寄り後は6%高の1221円(73円高)まで上げて約2か月ぶりに年初来の高値を更新している。「全国に数千台のコイン精米所を展開」(日本経済新聞5月30日付朝刊記事より)と伝えられており、コメ高騰を受けた政府備蓄米の売り渡しでは、備蓄米を「玄米」のまま小売り店の店頭に並べるケースも予想され、「精米」するための利用拡大が予想されている。
精米機の利用については、コメ高騰が1年以上前から言われていることもあり、コメを生産農家との直接契約で入手したり、ふるさと納税の返礼品として入手するケースが増え、利用増につながっているようだ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)