
■「再生・細胞医療・遺伝子治療製造設備投資支援事業費補助金」JCRファーマも急伸
ヘリオス<4593>(東証グロース)は7月16日の正午に「『再生・細胞医療・遺伝子治療製造設備投資支援事業費補助金』採択決定のお知らせ」を発表し、株価は後場寄りから急伸して19%高の605円(95円高)まで上げ、約1か月半ぶりに一昨年来の高値を更新している。約70億円の助成を受けて、CDMO事業(再生医療等製品の開発製造受託事業)を本格的に始動するとした。ヘリオスの売上高は5.6億円(24年12月期)のため注目集中となった。同補助金への採択では、同日朝にJCRファーマ<4552>(東証プライム)も発表しており、JCRファーマは一時ストップ高の急伸となっている。
ヘリオスが申請した再生医療等製品の開発製造受託事業(以下、「CDMO事業」)は、新技術導入促進枠として採択された。本補助金は、政府施策として推進される次世代製造基盤整備における中核的案件として位置づけられており、同社は約70億円の助成を受けて、CDMO事業を本格的に始動するとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)