三菱化工機、世界最大規模の微細藻類生産施設向けに抽出設備一式を受注

■ちとせグループが手がけるC4施設にろ過乾燥機などを供給

 三菱化工機<6331>(東証プライム)は7月16日、マレーシアのサラワク州に建設された世界最大規模の微細藻類生産施設「CHITOSE Carbon Capture Central(C4)」向けに、抽出・分離試験用設備一式の建設を受注したと発表した。同施設はバイオエコノミーを推進する企業群ちとせグループがNEDOの委託事業として建設したもので、フラットパネル型の藻類生産設備による大規模培養が可能とされる。今回の受注には、小型ろ過乾燥機などを含む設備が含まれている。

 同社は1970年代から海外でプラント建設を手がけ、特にマレーシアでは多くの実績を有する。また、1990年代には東南アジアでクロレラ製造設備を建設し、2008年以降は藻類バイオ燃料分野にも参入。2020年には川崎製作所内にPBRを設置し、都市型の微細藻類培養装置を開発・販売している。抽出技術の研究開発も進め、藻類利用に関する総合的なノウハウを蓄積してきた。

 ちとせグループが主宰する藻類産業構築の産業連携プロジェクト「MATSURI」にも同社は2022年から参画しており、翌年には出資も実施。これらの取り組みを通じて培った技術と信頼が評価され、C4設備の施工担当に選定された。今後は、化成品・化粧品・燃料など多様な用途への展開を見据え、微細藻類の社会実装に貢献していく構えである。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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