JSPの軽量盛土材「スチロダイアブロック『DXグレード』」がEPD(環境製品宣言)を取得、CO2排出量など「見える化」

■一般的な盛土材に比べ大幅に工事期間の短縮を実現し排出量の削減に寄与

 JSP<7942>(東証プライム)は7月16日午後、押出法ポリスチレンフォーム(XPS)軽量盛土材「スチロダイアブロック『DXグレード』」について、国際規格ISO14025に基づいて開示する環境ラベルEPD(環境製品宣言)の1つである「EPDHub」(アイルランドの検証機関EPDHub社によって認証された環境製品宣言)を取得したと発表し、パリ協定目標の実現に貢献すべく、カーボンニュートラルの実現に向けた取り組みを強化して行くとした。

 発表によると、EPD(Environmental Product Declaration、環境製品宣言)とは、製品のライフサイクル全体にわたる環境負荷(CO2排出量など)を定量的に算定し、その結果を透明かつ客観的に開示する仕組み。これにより、製品の環境影響を科学的根拠に基づいて評価することが可能となる。また、EPDはISO14025に準拠しており、第三者機関による検証・認証を受けているため、その信頼性が担保されている。

 「スチロダイアブロック『DXグレード』」は、以前から、軽量盛土材として、一般的な盛土材に比べ重機や搬入車両の台数を大幅に減少させ、工事期間を短縮することで排出量削減に寄与してきた。近年、こうした特性が改めて評価され、注目を集めている。

 同社は、今回のEPD取得により建設時におけるCO2排出量の「見える化」に貢献し、「スチロダイアブロック『DXグレード』」を使用することがカーボンニュートラル実現に向けた具体的な取り組みとなるよう活動を進めていく。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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