三井海洋開発、Carbon Clean社とFPSO向け脱炭素技術で提携

ビジネス 万年筆 メモ

■英国発の革新技術「CycloneCC」をFPSOに搭載しCO₂削減を目指す

 三井海洋開発(MODEC)<6269>(東証プライム)は6月5日、英国のCarbon Clean社と、同社が開発したカーボンキャプチャー技術「CycloneCC」をFPSO(浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積出設備)へ搭載することを見据えた覚書を締結したと発表。CycloneCCは、独自のRPB(Rotating Packed Bed)技術を採用し、小型化と低重心化により揺れの影響を抑える特長を持ち、設置スペースに制約のある浮体式設備に適した構造となっている。

 三井海洋開発は、CO₂回収能力のさらなる向上に向けて、Carbon Clean社とともにCycloneCCの次世代開発に協力する姿勢を示した。今後、順調に技術が進展すれば、ポストコンバッションキャプチャーがFPSOにおける標準装備となる可能性もある。今回の覚書は、2025年2月に開始したFEEDスタディに続く取り組みの一環である。

 この動きは、同社が掲げる長期方針「ビジョン2034」にも沿ったもので、FPSOからのCO₂排出量削減を通じた脱炭素化および、新たなフローティング・ソリューションの創出に資するものである。三井海洋開発は今後も、海洋資源開発と環境技術の両立を推進する。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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