【マーケットセンサー】異業種参入からスマート農業まで、コメ関連株の広がる投資戦略

■異業種の米作りが新たな穴株に

 コメ関連株が熱を帯びている。備蓄米の精米工場争奪戦を報じた大手紙の影響もあり、関連株の活況が目立つ。随意契約を申請する小売り事業者に加え、農機・農薬株や異業種参入企業まで、幅広い銘柄が注目を集めている。米価高騰を追い風に、株主優待制度で新米やお米券を贈呈する企業も増えており、投資家の選択肢が広がっている。

 株主優待制度を活用した総合利回りの向上が魅力だ。積水ハウスは配当利回り4.38%に加え、魚沼産こしひかり5キロの優待により、総合利回り5.6%を見込む。キャリアデザインセンターやTPRなど配当利回り5%超の銘柄も存在し、米価上昇がさらに利回りを押し上げる可能性がある。優待内容や配当政策を比較検討することで、高いリターンを期待できる。

 異業種からの参入銘柄も存在感を増している。パソナグループや亀田製菓のように、副業として米作りに進出した企業が新たな穴株として浮上する可能性がある。また、オプティムのようにドローン農薬散布などスマート農業を手掛ける企業も注目株だ。地元産米を活用したふるさと納税返礼品を展開するKIMOTOのような事例も、地域密着型ビジネスの成功例として評価されている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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