エスプールの子会社エスプールグローカル、総務省に採択された宇部市のリモート窓口・DXコールセンター業務を受託
- 2025/6/10 16:59
- プレスリリース

■中山間地域における住民サービスの維持・向上を支援
エスプール<2471>(東証プライム)の子会社エスプールグローカル(本社:東京都千代田区)は6月10日、山口県宇部市からリモート窓口およびDXコールセンター業務を受託したと発表。同事業は、総務省が主導する「フロントヤード改革モデルプロジェクト」の一環として、広域的な行政改革を推進する先進事例として採択されたものである。
【受託の経緯】
宇部市は、少子高齢化や職員数の減少といった構造的課題に直面しており、特に中山間地域における住民サービスの維持と向上が喫緊の課題となっている。こうした課題は宇部市に限らず、山口県全域に共通しており、持続可能な行政サービスの構築が求められている。
エスプールグローカルは、複数の自治体業務を集約したシェアード型BPOセンターの展開を通じて、地域雇用の創出と自治体を超えた効率的な行政運営の実現に取り組んでいる。これまでの実績とノウハウが評価され、今回の事業において実行パートナーとして採択された。
【事業の概要】
本事業では、宇部市の窓口および電話対応業務のリモート化とデジタル化を推進する。これまで市職員が対応していた業務を、BPOセンター宇部に常駐するオペレーターが遠隔で担う。
これにより、業務の効率化や職員の負荷軽減を図るとともに、問い合わせ内容や傾向などのデータをAIエージェントが分析し、新たな施策立案に資するEBPM(Evidence-Based Policy Making:証拠に基づく政策立案)の推進にも貢献する。
【エスプールグローカルの概要】
・商号:株式会社エスプールグローカル
・責任者:社長執行役員 佐久間 雄介
・所在地:東京都千代田区外神田1-18-13 秋葉原ダイビル10階
・設立:2021年12月
・事業内容:自治体向けBPO事業(シェアード型BPOサービス、自治体スマートカウンター・オンライン窓口の運営)
・株主:株式会社エスプール100%
(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)