伊豆大島火山博物館がリニューアル、「プロジェクションVRシアター」で没入体験を実現

■5台のプロジェクターで四面を包み込む臨場感あふれる映像体験

 NTT<9432>(東証プライム)グループのNTT ExCパートナーは6月23日、伊豆大島火山博物館のリニューアルに伴い、新たな展示コンテンツ「プロジェクションVRシアター」の設計・施工および映像制作を担当したと発表した。同シアターはVRゴーグル不要の没入型空間で、火山のダイナミックな活動や島の自然を臨場感豊かに体感できる。

 同博物館は1986年の三原山噴火を契機に1990年に開館し、火山や防災について学べる施設として運営されてきた。今回のリニューアルでは「伊豆大島ミュージアム-ジオノス-」として7月1日にオープン。火山や自然、人々の暮らしを総合的に学べる拠点を目指す。

 「プロジェクションVRシアター」は5台のプロジェクターを使用し、正面・左右の壁面と床に映像を投影。約250インチの大画面を含む立体映像と音響が連動し、視界全体を包み込む没入感を実現した。上映コンテンツは8K映像で撮影され、三原山の火口上空や海上からの視点を再現。噴火の歴史や島の成り立ちを学びながら、自然と人間の共生を考える内容となっている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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