
■ドラレコ活用、高速道路3社の技術公募で同社など19件選定される
JVCケンウッド<6632>(東証プライム)は7月3日、次第高となり、5%高の1214.0円(56.5円高)まで上げて今年5月29日以来の1200円台を回復している。高速道路の「逆走」対策に関連し、同社の車載機器を活用して逆走を検知し注意喚起する技術が高速道路3社(NEXCO東日本、NEXCO中日本、NEXCO西日本)の公募に選定されたことなどが期待材料視されている。
NEXCO東日本、NEXCO中日本、NEXCO西日本は6月25日付で、高速道路における新たな逆走対策技術公募として現場検証の対象技術19件の選定を発表した。2024年12月に「高速道路における新たな逆走対策技術の公募」を行い、このほど、応募のあった21件の提案技術の中から、19件を現場検証対象技術として選定した。この中には、JVCケンウッドの「通信型ドライブレコーダーを用いた高速道路における逆走検知」も選定されている。選定された技術の中には、「スマホアプリへの注意喚起・警告」方式が数件あり、「AI画像」による方式も数件あるが、ドラレコ(ドライブレコーダー)活用の方式は実用性が高いとみられている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)