ニューテックが急伸、生成AIの国産LLMによるソリューション開発に期待強まる

■多くはブラックボックスのため「中身を理解し制御できるAI」めざす

 ニューテック<6734>(東証スタンダード)は7月3日、取引開始後まもなくストップ高の1924円(400円高、26%高)まで上げ、急伸相場となっている。2日にスタートアップ企業の株式会社Unseed(東京都文京区)と共同で、生成AIの国産の軽量言語モデル(LLM)による推論特化型ソリューション「Neuseed」の開発・展開に向けた協業を開始したと発表し、注目されている。約1か月半ぶりに年初来の高値を更新した。

 発表によると、生成AIは、米国発の巨大LLM(ChatGPTやClaudeなどのLLM)が市場を席巻しているが、その多くはブラックボックスであり、企業や研究機関が『中身を理解し、制御できるAI』を導入することは困難。「日本発」の信頼性ある技術基盤に対する期待はますます高まっている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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