大成建設が国内初の電動杭打機施工、建設現場の脱炭素化推進

■CO2排出36%削減、電動小型杭打機で柱状地盤改良を実施

 大成建設<1801>(東証プライム)は7月2日、「東京経済大学国分寺キャンパス第2期整備事業建設工事」において、電動小型杭打機(DHJ-15E)を活用した柱状地盤改良工事を国内で初めて実施したと発表した。発注者は学校法人東京経済大学であり、同杭打機は日本車輌製造とテノックスが共同で開発したものである。

 同杭打機は、従来のエンジン式機種(DHJ15-5)と同等の施工性能を持ちながら、CO2排出量を約36%削減し、騒音レベルも3~8dBの低減効果が確認されている。電源は有線給電(三相440V)で、必要に応じてバッテリも搭載する。DHJ-15Eの概要には、最大押込力92.1kNや電動機出力110kWなどが記されている。

 大成建設は、2023年から「ゼロカーボン・コンストラクション」の取り組みを進めており、今回の施工もその一環にあたる。今後は電動建設機械の活用を拡大し、排気ガスを排出しないクリーンな施工環境と低騒音施工の普及に取り組む。また、施工ノウハウの蓄積を通じ、脱炭素社会の実現にも貢献していく考えである。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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