日立レール、台北・汐東線–基隆線MRTプロジェクトで信号・監視システム受注

■新北市と基隆市を結ぶ新路線で通勤利便性向上

 日立製作所<6501>(東証プライム)は7月2日、同社の鉄道システム事業を担う日立レールが、台湾・新北市政府捷運工程局が推進する汐東線-基隆線MRTプロジェクトにおいて、鉄道信号システム「SelTrac CBTC」および監視制御システム「ALVEA」の契約を、主契約者であるマレーシア・ガムダ社から受注したと発表した。今回の契約は、都市人口の増加に対応する大規模なインフラ整備の一環であり、都市交通の効率化と環境負荷の軽減を目指す台湾の取り組みに貢献するものである。

 同プロジェクトは、約22kmにわたり16駅を整備し、14編成の車両と1つの車両基地を含む。新北市汐止駅から台北市東湖駅、さらに南港駅から基隆市八堵駅までを結ぶ地下鉄路線により、都市圏の交通網を強化し、自家用車依存の軽減や通勤利便性の向上が期待される。導入されるSelTrac CBTCは無線通信により列車とインフラをつなぎ、運行の効率性と安全性を高める都市型信号システムである。

 また、SCADAソリューション「ALVEA™」は、クラウドベースで設備の状態監視やデータ分析を可能にし、予知保全や保守の効率化に寄与する。本契約は、台北の他の鉄道プロジェクトにおける協業実績を背景に成立したもので、日立レールは今後も都市交通の発展に貢献する姿勢を強調している。今回の受注は、同社が掲げる持続可能なモビリティの実現に向けた国際的な取り組みの一環となる。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国内唯一のブラシ式除雪車が北海道の主要空港で戦力化  加藤製作所<6390>(東証プライム)は1…
  2. ■日本発ロボ産業基盤づくりへ、住友重機・ルネサス・JAEが参画  一般社団法人京都ヒューマノイドア…
  3. ■2025年のパン屋倒産が急減、SNS発信とインバウンドが追い風  帝国データバンクは11月29日…
2026年1月
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  

ピックアップ記事

  1. ■米国政治と金融政策が揺さぶる新年相場  新春相場は、1月早々から重要イベントや主要経済指標の発表…
  2. ■干支格言「辰巳天井、午尻下がり」は再現するか  新年あけましておめでとうございます。いよいよ20…
  3. ■漢字が示す社会不安と物価問題、関連株に広がる待ち伏せ投資の妙味  2025年の世相を映す「今年の…
  4. ■AI相場と政策転換が映す日本株の行方、6万円挑戦か調整か  2025年、日経平均株価は史上最高値…
  5. ■「大きく産んで小さく育てる」IPO市場、期待裏切る後半戦  48勝2分10敗である。2025年の…
  6. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る