ブライトパス・バイオの多発性骨髄腫薬「BP2202」、米FDAが希少薬指定

■希少疾病用医薬品指定で開発支援措置を獲得

 ブライトパス・バイオ<4594>(東証グロース)は7月3日、同社が開発中の多発性骨髄腫治療薬候補「BP2202」が、米国食品医薬品局(FDA)よりオーファンドラッグ(希少疾病用医薬品)指定を受けたと発表した。同剤は、iPS細胞由来のCAR‐NKT細胞を用いた「off‐the‐shelf型」細胞療法であり、患者自身の免疫細胞と相互作用しながら抗腫瘍免疫を高める仕組みを有する。

 多発性骨髄腫は再発・治療抵抗性が高く、米国では年間約3万2千人、全世界で18万人を超える患者が発生する難治性疾患である。治療中の患者数も多く、市場規模は2030年には約5兆円に達すると見込まれている。同指定により、本剤は税制優遇や申請手数料免除、7年間の独占販売権など、FDAによる支援措置を受けることが可能になる。

 同社は、今回のオーファンドラッグ指定を今後の米国臨床試験に向けた重要な節目と捉え、FDAとの継続的な対話を通じて開発の加速を図る構えを示した。2026年3月期業績への影響はないとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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