ニーズウェル、日本年金機構のRPA業務を落札、年金機構の業務効率化へ

■ICT基盤上でのシナリオ開発と保守に対応

 ニーズウェル<3992>(東証プライム)は7月8日、日本年金機構から「RPAツールの機構ICT基盤再構築対応およびRPAツール保守業務」を落札したと発表した。定型業務の自動化と保守業務の安定運用により、同機構の業務効率化を支援する内容で、同社は過去の公共・民間分野でのRPA関連業務の経験を活かし、高度なRPAシナリオ設計・開発および定期的な保守に取り組む方針である。

 同社は、NTTデータのRPAツール「WinActor」において3年連続で「NTT DATA RPA Partner AWARD」を受賞しており、高い技術力とノウハウが評価されている。また、マイクロソフトの「Power Automate」など複数のツールを用いた導入支援実績もあり、ゼネコンやECサイト、製造業など多様な業種への対応力を持つ。

 さらに、RPA導入支援にとどまらず、AIを活用した業務効率化にも取り組んでいる。RPAとAIの組み合わせにより、単純作業の自動化から高度な判断を伴う業務まで自動化の範囲を拡大し、生産性向上と広範な業務効率化の実現を目指す。同社は今後も、RPA領域の専門性を武器に幅広いニーズに応える方針である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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