ラオックスとエスクリが資本業務提携、ブライダル市場で新たな価値創造へ

■ギフトや文化体験を組み合わせた高付加価値サービスを提供

 ラオックスホールディングス<8202>(東証スタンダード)は5月23日、ブライダル事業を手がけるエスクリ<2196>(東証プライム)と資本業務提携を締結したと発表。エスクリが持つ挙式施設のネットワークとラオックスの免税店事業やギフト販売のノウハウを組み合わせ、結婚式を起点とした新たなサービス展開を目指す。訪日外国人客を含む顧客に対し、日本文化体験などを含む高付加価値の提案を行う方針だ。

 エスクリは東京23区や政令指定都市を中心に利便性の高い挙式施設を展開する企業で、顧客満足度向上を経営の柱としている。一方のラオックスは免税店事業でインバウンド需要を取り込み、多様なライフスタイル提案を展開してきた。両社は結婚という人生の節目をより豊かにするという共通の視点から提携に至った。

 具体的には、エスクリの施設でラオックスのウエディングギフトを扱うほか、両社のECサイトを連携させる。また、ラオックスが主催するイベントとエスクリの宴会施設を組み合わせるなど、相互送客による相乗効果を期待している。今後は結婚に限らず、人生の様々な場面に対応したサービス開発も検討する。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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