【株式市場】前場の日経平均は99円安、NY株の全般反落など影響も中盤の281円安から持ち直す

◆日経平均は3万9469円72銭(99円96銭安)、TOPIXは2822.99ポイント(0.25ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は7億718万株

 7月14日(月)前場の東京株式市場は、NY株の全般反落などを受けて日経平均は153円安で始まったが、午前10時半前につけた281円安(3万9288円)を下値に持ち直して推移した。日産自<7201>(東証プライム)を含めて自動車株が強く、このところ一服傾向だった三菱重工<7011>(東証プライム)などの重工株も高い。ENEOSホールディングス<5020>(東証プライム)、シナネンHD<8132>(東証プライム)などのエネルギー関連株もしっかり。

 四半期決算が大幅増益だったイオンファンタジー<4343>(東証プライム)やエストラスト<3280>(東証スタンダード)などが急伸し、GMOインターネット<4784>(東証プライム)など暗号資産関連株の一角も高い。エコモット<3987>(東証グロース)は株主優待の導入など好感され急激に出直り、アイドマ・HD<7373>(東証グロース)も四半期決算と自社株買いなどで急伸。

 東証プライム市場の出来高概算は7億718万株、売買代金は1兆7680億円。プライム上場1626銘柄のうち、値上がり銘柄数は1037銘柄、値下がり銘柄数は526銘柄。

 東証33業種別指数は22業種が値上がりし、電力ガス、不動産、医薬品、食料品、卸売り、機械、輸送用機器、水産農林、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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