良品計画は朝安のあと一気に切り返す、業績予想の増額修正、株式分割を好感、高値に向けて出直る

■株式分割は25年8月末を基準日として1株につき2株の割合で実施

 良品計画<7453>(東証プライム)は7月14日、朝安のあと一気に切り返して7198円(219円高)まで上げ、7月9日につけた実質的な上場来の高値7320円に向けて出直っている。前取引日の午後に第3四半期の連結決算と通期業績予想の増額修正、株式分割を発表。売り物をこなして上値を追っている。

 3四半期連結決算(2024年9月~25年5月・累計)は、国内外の売上が好調に推移した上、為替差益が営業総利益を押し上げるなどで想定を上回った。8月通期の連結業績予想は、4月に開示した前回予想に対し、売上高は0.8%上回る見込みに見直し、営業利益は同4.5%上回る見込みに見直した。株式分割は、25年8月31日(当日は日曜日で株主名簿管理人の休業日につき、実質的には8月29日)を基準日とし、同日最終の株主名簿に記録された株主の所有普通株式1株につき、2株の割合をもって分割するとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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