データセクションがストップ高買い気配、プロジェクト受注が確定したため業績予想を開示、大幅増益など好感

■売上高は前期の5.6倍とし各利益とも大幅な黒字転換の見込みに

 データセクション<3905>(東証グロース)は7月17日、再び急伸し、気配値のままストップ高の3985円(700円高、21%高)に達し、急激に出直っている。16日夜に非公表としていた今期・2026年3月期の連結業績予想を開示し、各利益とも前期比で大幅な黒字転換の見込みとしたため注目集中となっている。

 26年3月期の連結業績予想については、AIデータセンター事業での契約金額が多額なため、その成約の有無が経営成績に著しい影響を及ぼす状況にあるとして、プロジェクト受注が確定した段階で速やかに公表することとしていた。今般、受注が確定したことから、売上高を164.19億円(前期の5.6倍)の見込みとし、営業利益は前期の4.96億円の損失に対し31.73億円の利益の見込みに、当期純利益は同じく前期の6.54憶円の損失に対し20.48憶円の利益の見込みに見直した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■歯周病の進行抑制に向け、老廃物除去と免疫調整の2軸で研究  ライオン<4912>(東証プライム)…
  2. ■バリア性能と印刷適性を両立、2030年までに10億円売上目指す  大日本印刷<7912>(東証プ…
  3. ■胃がん・大腸がん対策で「Train the Trainerプログラム」を展開  オリンパス<77…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物相場を背景に産金株が収益拡大の余地を示す  東京市場では金価格の上昇を背景に産金株が年初来…
  2. ■大統領の交渉術が金融市場を左右し投資家心理に波及  米国のトランプ大統領は、ギリシャ神話に登場す…
  3. ■価格改定効果に加え9月以降の値上げで業績上乗せが期待される銘柄  今週の当コラムは、9月に価格改…
  4. ■9月1日に値上げラッシュの食品株は日銀バトルで小緩んでも株高持続性  まさに「パウエル・プット」…
  5. ■メガバンク株は業績修正や自己株取得が焦点、再編思惑も視野  銀行株やコメ関連株は盆休み明けの注目…
  6. ■日経平均史上最高値更新、夏枯れ懸念を払拭  前週末15日のマーケットは、お盆を象徴するかのように…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る