
■財務基盤の強化やインフレ影響への緩衝を目的とし資産の一部をBTCで保全
コンヴァノ<6574>(東証グロース)は7月17日の13時30分に「新たな事業(暗号資産保有事業)の開始」と「ビットコイン保有戦略室の新設と役員の管掌範囲の変更」などを発表し、株価は大きく動意づき、それまでの8000円(20円高)前後から一時11%高の8860円(880円高)まで上げる場面を見せて再び上値を探る相場になっている。新たな事業(暗号資産保有事業)では、財務基盤の強化や購買力維持策、中期的なインフレ影響への緩衝措置を目的として、資産の一部をビットコイン(BTC)で保全するとした。
同社は、2025年6月の株主総会で定款目的に「Web3・デジタルアセット事業」を追加し、同月末の「第三者割当による第4回新株予約権(行使価額修正条項付)の発行及び新株予約権の引受契約の締結に関するお知らせ」で400百万円のデジタルアセットへの投資を開示した。その前提として、暗号資産の「購入・運用」と「モニタリング・統制」をそれぞれ専任の部門に割り当て、かかる暗号資産の投資運用担当部署として、ビットコイン保有戦略室を新設した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)