
■7月25日からプライム銘柄に、アドバンスクリエイトとの提携など期待材料が豊富
ライフネット生命保険<7157>(東証グロース)は7月22日、朝寄り後に12%高の2342円(260円高)まで上げた後一進一退となり、約1か月前につけた上場来の高値2371円に迫ったが売買交錯となっている。7月17日に保険代理店のアドバンスクリエイト<8798>(東証プライム)への出資・資本業務提携を発表し、18日には東証プライム市場への市場変更を発表し、買い材料視されているが、上場来の高値に迫る水準では目先的な売り物があるようで、これをこなす相場になっている。東証プライム市場への移行は7月25日から。プライム銘柄になると指数連動投信などによる組み入れ買い需要が増えるとみられるため、高値更新はプライム市場に移行してからのほうが安定性がともなうとの見方も出ている。
アドバンスクリエイトとの資本業務提携は、年間2000万人以上が利用する国内最大級の保険比較ウェブサイト「保険市場」という強力なブランドや保険募集に特化したオンライン面談システム「Dynamic OMO(Online Merges with Offline)」という独自のモデルを擁しているアドバンスクリエイトとパートナーの関係を持つことで、メーカーであるライフネット生命単独ではアプローチが難しい「保険を比較したい」と考えるお客さまに対しても「最高の保険体験」を届けることが可能となり、オンライン生保市場の拡大に資するとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)