キヤノンMJが急激に出直る、業績予想の額修正や自社株買いを好感、年初来の高値に迫る

■付加価値の高いITソリューションが好調に推移

 キヤノンMJ(キヤノンマーケティングジャパン)<8060>(東証プライム)は7月24日、急激に出直って始まり、取引開始後は7%高の5620円(360円高)をつけ、年初来の高値5638円(6月18日)に迫っている。23日午後に発表した第2四半期決算が堅調で、12月通期の連結業績予想を一部増額修正。さらに、夕方になって自己株式の取得(自社株買い)も発表し、好感されている。

 12月通期の連結業績予想は、エリアセグメントで付加価値の高いITソリューションが好調に推移していることなどから、営業利益都経常利益を前回予想比1.8%上回る見込みに見直した。売上高と当期純利益の予想は据え置いた。自社株買いは、30万株(自己株式を除く発行済株式総数の0.28%)を上限に、24日午前8時45分の東証ToSTNeT-3(自己株式立会外買付取引)に買付の委託を行い執行する。 (HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■古典計算の限界を超えたシミュレーションを実現、5~10年以内の産業応用を視野に  理化学研究所は…
  2. ■ヤンマー開発の給餌システム、尾鷲物産の現場で実装  FOOD & LIFE COMPANIES(…
  3. ■北海道大樹町で飛行、安全性と着地精度を実証  ホンダ<7267>(東証プライム)の研究開発部門で…
2025年7月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

ピックアップ記事

  1. ■九州地盤銘柄に割安感、福証単独上場企業にも注目集まる  東京エレクトロンやアドバンテストなどの半…
  2. ■参院選で与党過半数割れ、石破政権の行方不透明に  7月20日投開票の参議院議員選挙は、大手メディ…
  3. ■5月訪日客数が過去最高、6月も好調持続の見込みで市場活況  足元のインバウンド需要は、好調に推移…
  4. ■インバウンド関連株は「トランプ関税」のリーチ圏外で小型割安株特性を発揮  「たかが1%、されど1…
  5. ■内需株に広がる「トランプ・ディール」回避の波  東京電力ホールディングス<9501>(東証プライ…
  6. ■日米関税交渉、7月9日に運命の日「90日猶予」迫る潮目  「三日、三月、三年」とは、潮目、変わり…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る