ANAPホールディングス、2億4千万円でビットコイン追加購入、総保有額14億円超に

■投資戦略の一環で15.2ビットコイン取得、四半期評価で業績反映

 ANAPホールディングス<3189>(東証スタンダード)の連結子会社であるANAPライトニングキャピタルが、投資戦略の一環として新たにビットコインを購入したと発表。5月28日に実施された今回の購入では、15.2081BTCを2億4千万円余りで取得している。同社グループのビットコイン投資は継続的に行われており、仮想通貨市場への積極的な参入姿勢を示している。購入資金は約2億4千万円に上り、1ビットコイン当たりの取得価格は市場価格に連動した水準となっている。

 今回の購入により、同社グループが保有するビットコインの総数量は102.9001BTCに達した。総投資金額は14億7千万円を超え、平均取得単価は1ビットコイン当たり1430万円余りとなっている。この大規模な仮想通貨投資は、従来の事業領域を超えた新たな収益源の確保を目指すものと考えられる。保有資産の規模から見て、同社グループにとってビットコイン投資は重要な戦略的投資案件として位置付けられている状況が窺える。

 同社はビットコイン投資に関するリスク管理方針を策定し、適切な運用体制を構築している。保有するビットコインは四半期ごとに時価評価を実施し、その評価損益を財務諸表に反映させる方針を明確にした。運用・管理業務は子会社のANAPライトニングキャピタルが担当し、専門的な投資管理体制を整備している。今後、連結業績に重要な影響が生じる場合には速やかに情報開示を行うとしており、透明性の高い投資運用を継続していく方針を示している。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■昔ながらの味わいを現代風にアレンジ、全国スーパーなどで展開  第一屋製パン<2215>(東証スタ…
  2.  日清食品ホールディングス<2897>(東証プライム)傘下の日清食品は8月18日、「カップヌードル…
  3. ■世界が注目する学問を豊富な事例とイラストで紹介  学研ホールディングス<9470>(東証プライム…
2025年10月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

ピックアップ記事

  1. ■東京市場、リスクオンとリスクオフが交錯、安全資産関連株に注目  週明けの東京市場は、米国株反発に…
  2. ■公明党離脱ショック一服、臨時国会控え市場は模索  またまた「TACO(トランプはいつも尻込みして…
  3. ■自民党人事でハト派ムード先行、逆張りで妙味狙う投資戦略も  今週の当コラムは、ハト派総裁とタカ派…
  4. ■総裁選関連株が再び脚光、政権交代期待が市場を刺激  今週の最注目銘柄は、さいか屋<8254>(東…
  5. ■金先物関連株、最高値更新で安全資産需要が強まる  日本取引所グループ<8697>は9月24日、今…
  6. ■石破首相辞任表明後も市場は急落回避、投資家の買い意欲継続  「一寸先」は、不確実で予測が難しい。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る