【株式市場】日経平均は415円高となり5日ぶりに反発、日銀の金利据え置きなどで後場一段高

◆日経平均は4万1069円82銭(415円12銭高)、TOPIXは2943.07ポイント(22.89ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は16億5236万株

 7月31日(木)後場の東京株式市場は、日銀の政策金利の据え置きが伝えられ、想定内との見方とともに安堵感も強まる様子となった。自動車株には一段値を消す銘柄が見られたが、半導体関連株はレーザーテック<6920>(東証プライム)が一段ジリ高など一部を除いて強い値動きとなり、14時に四半期決算を発表した日軽金HD<5703>(東証プライム)、15時に発表した住友電工<5802>(東証プライム)も急激に上値を追った。日経平均は一段ジリ高傾向となり、15時頃から一段上値を追い、496円高(4万1151円)まで上げる場面を見せ、大引けは5日ぶりの反発となった。TOPIXは2日続伸。

 NSユナイテッド海運<9110>(東証プライム)が14時過ぎの四半期決算発表を受けて急同意となり、フジッコ<2908>(東証プライム)は14時の四半期決算発表を受けて急伸。ブライトパス・バイオ<4594>(東証グロース)も一段と上げ8月初に学会発表を予定とされ注目再燃。ZENMUTECH<338A>(東証グロース)は6日ぶりに反発し業績予想を修正後の売り一巡感。

 東証プライム市場の出来高概算は16億5236万株(前引けは9億2770万株)、売買代金は4兆2456億円(同2兆3749億円)。プライム上場1623銘柄のうち、値上がり銘柄数は1289(前引けは1230)銘柄、値下がり銘柄数は292(同338)銘柄。

 東証33業種別指数は27業種(前引けは29業種)が値上がりし、値上がり率上位は、非鉄金属、保険、ガラス土石、空運、倉庫運輸、電気機器、機械、建設、銀行、陸運、卸売り、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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